2014年06月16日

ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤ONO-4059

■■■■■■【抗がん剤のニュース】2014/06/16■■■■■■


◆ブルトン型チロシンキナーゼ阻害剤ONO-4059が再発・難治性非ホジキンリンパ腫に有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_220646_--_74440_--_1

◆経口プロテアソーム阻害剤ixazomibとレナリドミド、デキサメタゾンの併用は高齢の未治療多発性骨髄腫でも有望
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_220646_--_74440_--_2

◆レナリドミド抵抗性でプロテアソーム阻害剤による治療経験のある再発・難治性MMにPVD療法が有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_220646_--_74440_--_3

◆リツキシマブ既治療の再発/難治性B細胞性腫瘍に新規抗CD20抗体製剤Ublituximabが有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_--_220646_--_74440_--_4



◆第50回米国臨床腫瘍学会
第50回米国臨床腫瘍学会の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/asco2014/

◆第102回日本泌尿器科学会総会
第102回日本泌尿器科学会総会の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/jua2014/




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2014年06月14日

「がん検知犬」的中率90%超 ジャーマンシェパードの「ツナミ」

■■■■■■【抗がん剤のニュース】2014/06/14■■■■■■

●抗がん剤を届けるナノカプセルにおいて内部の らせん造が重要であることを発見
http://main.spsj.or.jp/koho/63%EF%BD%8E/63n_3.pdf


●TVシンポジウム「肺がん最新治療〜手術・抗がん剤・放射線 広がる選択肢〜」
http://site.garapon.tv/social_gtvid_view?gtvid=1SJP00261402722000


●ASCO 抗PD-1/PD-L1抗体などがん免疫療法に注目
http://www.kagakukogyonippo.com/headline/2014/06/13-16162.html


●ソラフェニブは一部の転移性甲状腺癌患者の無増悪生存期間(PFS)を改善する/NCI臨床試験結果
http://www.cancerit.jp/27881.html


●FDAが転移性ALK陽性、非小細胞肺癌の治療薬としてセリチニブを承認
http://www.cancerit.jp/26783.html


●転移性腎細胞癌の逐次治療における薬剤選択と切り替えのタイミング
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/gakkai/sp/jua2014/201406/537012.html


●腎細胞癌の最適な治療アプローチを考える
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/gakkai/sp/jua2014/201405/536642.html


●前立腺癌検査について
http://www.medicals-i.com/article/270


●AZ 腫瘍領域リーダー目指し、パイプラインを構築へ
https://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/48102/Default.aspx


●小児がん治療開発を支援するためのウェブサイト『THE 検索タロー』開設〜 小児がん治療開発情報サイト・小児がん拠点病院周辺マップも公開中 〜
http://www.sankeibiz.jp/business/news/140613/prl1406131608064-n1.htm


●進化するがん治療を支える抗がん剤の知識
http://kenkomania.jp/443


●「がん検知犬」的中率90%超 ジャーマンシェパードの「ツナミ」
http://www.sankeibiz.jp/compliance/news/140612/cpd1406120500004-n1.htm

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2014年06月12日

抗がん剤の種類 などなど

●抗がん剤の種類

主な抗がん剤は以下に大別される。

DNA合成あるいは何らかのDNAの働きに作用し、作用する細胞周期をもって分類する。

この項では抗がん剤の類縁物質は抗がん剤として使われない薬物でも記載する。

傾向としては抗菌薬の類縁物質は抗がん剤としても利用可能なことが多い。

●アルキル化薬 (alkylating agents)

●白金化合物

●代謝拮抗薬 (anti-metabolites)

●トポイソメラーゼ阻害薬

●微小管阻害薬

●抗生物質




●●アルキル化薬●●

アルキル化薬は細胞内条件下で、種々の電気陰性基をアルキル化することからその名称がつけられた。

アルキル化剤は直接DNAを攻撃して二重鎖のグアニル塩基同士を架橋することで腫瘍の増殖を停止させる。

架橋によりDNAは一本鎖になったり分離することが出来なくなる。

二重鎖が解けることはDNAの複製に必須の為、細胞はもはや分裂することができなくなる。

●ナイトロジェンマスタード(nitrogen mustard)類 (マスタードガスから誘導されたもの)

●シクロホスファミド(CPA エンドキサン)

●イホスファミド(IFM イホマイド)

●メルファラン(L-PAM アルケラン)

●ブスルファン

●チオテパ(TEPA テスパミン)



これらはアルキル基を有する求電子性分子であり、このアルキル基がDNAの求核性部位と間に共有結合を形成する。

これによりDNAを周期非特異的に傷害する。

最もよく使われるのがシクロホスファミドであるが、用量規定毒性は骨髄抑制である。

有名な副作用に出血性膀胱炎があるが、メスナ(ウロミテキサン)にて予防がある程度可能である。

また、シクロホスファミドを始めとするアルキル化薬は免疫抑制薬として用いられることもある。

この場合は抗腫瘍薬としてよりも低用量である。

●ニトロソウレア類

●ニムスチン(ACNU ニドラン)

●ラニムスチン(MCNU サイメリン)

●ダカルバシン(DTIC、ダカルバシン)

●プロカルバシン(PCZ 塩酸プロカルバシン)

●テモゾロマイド(TMZ テモダール)

●ベンダムスチン(トレアキシン)



いずれも悪性リンパ腫や慢性骨髄性白血症で用いられることがある。

ニトロソウレア類は中枢神経の移行もよく、脳腫瘍に用いられることがある。




●●白金製剤●●

シスプラチン(CDDP ブリプラチン)

カルボプラチン(CBDCA パラプラチン)

オキサリプラチン(L-OHP エルプラット)

ネダプラチン(CDGP アクプラ)

用量規定因子は腎毒性があり、この他に悪心、嘔吐といった消化管症状もよく見られる。

カルボプラチンはシスプラチンの腎毒性を軽減し、抗腫瘍効果も同等であることから、シスプラチンに置き換わって使用される傾向がある。

オキサリプラチンは大腸癌直腸癌に有効性が示されている。

よく知られている副作用に末梢神経障害があり、FOLFOXの患者にしばしば起きる。




●●代謝拮抗剤●●

代謝拮抗剤 (anti-metabolites) はDNAの構成要素のプリンやピリミジンのイミテーションであり、(細胞周期の)S期にDNAへのプリンやピリミジンの取り込みを防止する。

それにより、正常な増殖や分裂は停止する。

重要な代謝拮抗剤の代表として5-フルオロウラシル (5-FU) が挙げられる。


●葉酸代謝拮抗薬

葉酸は1炭素単位の移動(C1代謝という人もいる)を含む多くの酵素反応に関与するビタミンである。

これらの反応はDNAとRNAの前駆体、グリシン、メチオニン、グルタミン酸といったアミノ酸、ホルミルメチオニンtRNAや他の重要な代謝産物の生合成に重要な反応である。

植物は自ら生合成するが人は生合成することができず経口摂取する。

しかし、DHF、THF、MTHFの変換といった代謝は行われているので、その部位をターゲットとした場合、葉酸代謝阻害薬でヒト細胞も傷害できる。



●ジヒドロプテロイン酸シンターゼ阻害薬

これは葉酸の生合成経路の阻害であるので、細菌に対して選択毒性を持つ。

抗腫瘍薬では用いることはない。

ST合剤に含まれるサルファ剤がこれにあたる。

スルホンアミド系薬物とスルホン系薬物というものに分類されることが多い。

スルホンアミド系薬物としてはスルファジアジンとスルファメトキサゾールが挙げられる。

スルファメトキゾールはバクタやバクトラミンといったST合剤にも含まれている。

スルホンアミド系薬物は血清アルブミンとの結合部位をめぐりビリルビンと競合するので、新生児黄疸の原因となる。

スルホン系薬物にはジアフェニルスルホンなどがあり、ハンセン病の治療に適応があるが、約5%の患者で投与後にメトヘモグロビン血症を起こすので使いにくく、あまり馴染みがない。



●ジヒドロ葉酸レダクターゼ阻害薬(DHFR阻害薬)

これは抗菌薬としても抗腫瘍薬としても免疫抑制薬としても用いられることがある薬である。

メソトレキセート (MTX) 、トリメトプリム、ピリメタミンという3つの薬が重要である。

トリメトプリムはバクタやバクトラミンといったST合剤に含まれている抗菌薬である。

尿中にそのままの形で排出されることから尿路感染症の治療で使いやすい。

ピリメタシンは抗寄生虫薬として使われることが多く、何といってもトキソプラズマ症に効果的な唯一の治療薬である。

スルファジアジンとの併用でシナジーを得るので非常に良い治療ができるのだが、日本ではスルファジアジンが適応外である。

ピリメタシン自体でもマラリアに対して有効であるが、近年、耐性が問題となっている。


さて、ここで気がつくのだが、トリメトプリム、ピリメタシンは抗腫瘍薬としては全く用いられない。

DHFR阻害薬はテトラヒドロ葉酸の細胞内供給を決定的に不足させ、結果的にプリンとチミジンの新たな合成停止させることによってDNA合成とRNA合成を阻害する。

DNA合成が停止するため細胞はS期で停止させられる。

この理屈ではバクタ投与ではもっと激しい副作用が出てもよさそうである。

しかしそれが出ない。

サンフォードガイドでは尿路感染症 (UTI) の第一選択はST合剤となっているほど安全な薬物である。

実は細菌、原虫、ヒトではDHFRのアイソフォームが異なるため選択毒性が働いているのである。

メソトレキセートはアイソフォームに関係なく阻害する。

がん細胞の方が分裂回数が多いから選択毒性になるとかつては考えられたが、S期に止まるだけなら大した効果は上がらないはずである。


現在ではメソトレキセート投与は腫瘍細胞をアポトーシスに導き、正常細胞をアポトーシスに導かないということが選択毒性となっていると考えられている。

即ち、p53やBcl-2のようなアポトーシス制御蛋白に変異があるとメソトレキセート耐性となってしまうのである。

もちろん、分裂回数はある程度の関係はしていて消化管粘膜や骨髄抑制は出現する。

HD-MTX療法はフォリン酸(=ホリナート)救援療法によって普及した。

機序は不明な点が多いが、メソトレキセート投与後数時間後にフォリン酸(ロイコボリン)を投与することで正常細胞を救援することができる。

HD-MTXの投与量はフォリン酸救援療法(ロイコボリンレスキュー療法)を行わければ致死的であるので注意が必要である。

メソトレキセート、シタラビンと同様血液脳関門 (BBB) を透過性のある数少ない薬物の一つである。

中枢神経DLBCLにおいては非常に頼りになる。

血液疾患の他には乳癌、肺癌、頭頸部癌、絨毛癌にも適応がある。

葉酸は胎児細胞の適切な分化と神経管の閉鎖のために重要であるため、DHFR阻害剤の胎児への投与は禁忌である。

近年はメソトレキセート単剤、もしくはプロスタグランジン類似物質のミソプロストールとの併用で妊娠中絶薬として臨床試験が行われている。

(続く)

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転移性腎細胞癌治療において重要性が増すQOL評価

■■■■■■【抗がん剤のニュース】2014/06/12■■■■■■


◆転移性腎細胞癌治療において重要性が増すQOL評価
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/search/cancer/report/201406/536949.html


◆第102回日本泌尿器科学会総会
第102回日本泌尿器科学会総会の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/jua2014/



◆ASCO-GU(2014 Genitourinary Cancers Symposium)
ASCO-GU(2014 Genitourinary Cancers Symposium)の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/asco_gu2014/



◆ASCO-GI(2014 Gastrointestinal Cancers Symposium)
ASCO-GI(2014 Gastrointestinal Cancers Symposium)の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/asco_gi2014/



▼▼▼ 各癌別情報 ▼▼▼▼▼▼

* 胃癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0037.jsp
* 大腸癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0038.jsp
* 肺癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0039.jsp
* 乳癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0040.jsp
* 腎癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0216.jsp
* 肝癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0217.jsp
* 白血病
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0041.jsp
* 膵癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0232.jsp
* 前立腺癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0233.jsp
* 子宮癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0231.jsp
* 卵巣癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0230.jsp
* 脳腫瘍
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0234.jsp
* 小児癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0235.jsp

▼▼▼ 治療別情報 ▼▼▼▼▼▼
* 診断
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0042.jsp
* 手術
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0043.jsp
* 化学療法
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0044.jsp
* 放射線療法
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0045.jsp
* 免疫療法
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0046.jsp
* 癌遺伝子
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0048.jsp
* 緩和
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0236.jsp
* 看護
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0238.jsp
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2014年06月07日

非淡明細胞型腎細胞癌に対する1次治療はエベロリムスよりスニチニブが良好な可能性

■■■■■■【抗がん剤のニュース】19:57 2014/06/07■■■■■■



◆非淡明細胞型腎細胞癌に対する1次治療はエベロリムスより
  スニチニブが良好な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_1

◆再発性/難治性CLL患者に対するibrutinib単剤投与はofatumumabに比べ
  有意な生存利益をもたらす
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_2

◆転移性大腸癌のファーストライン治療でFOLFIRI+セツキシマブのベネフィットは
  KRAS以外のRAS遺伝子も野性型の患者でより大きい
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_3




◆転移性大腸癌に対する維持療法としてのFP+ベバシズマブと
  ベバシズマブ単剤に明瞭な差なし
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_17


◆ALK陽性非扁平上皮NSCLCの1次治療としてクリゾチニブは化学療法よりも
  無増悪生存期間を有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_18


◆PD-L1陽性の既治療NSCLC患者に抗PD-1抗体MK-3475が有望な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_19


◆ALK陽性NSCLCに対するceritinibはALK阻害薬治療歴や
  脳転移の有無に関わらず有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_20


◆シスプラチン、エトポシド、イリノテカンの併用療法がsensitive relapseの
  SCLC患者のOSを改善
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_21


◆転移性前立腺癌に対するエンザルタミドの効果を検証したPREVAIL試験の
  フォローアップ解析の結果が明らかに
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_22


◆マイクロサテライト高度不安定性結腸癌の術後補助療法にFOLFOXが有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_23


◆肺・肝転移がある転移性CRPCはリンパ節・骨転移例に比べて予後が悪い、
  4000人対象としたメタ解析より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_24


◆転移性大腸癌でKRASエクソン2以外のRAS遺伝子も野生型なら
  FOLFOX4にセツキシマブ追加で利益を得られる
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_25


◆HER2陰性乳癌患者の術前化学療法として
  カルボプラチン+毎週パクリタキセル→CEF療法は効果と安全性から有望
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_26


◆ファーストライン治療として標準療法にnecitumumabを加えることで、
  扁平上皮NSCLC患者の生存期間が有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_27


◆NSCLCに対するセカンドライン治療、ドセタキセルとRamucirumabの併用で
  死亡リスクが14%有意に低下
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_28


◆進展型小細胞肺癌で予防的全脳照射は脳転移を抑制するが生存期間には悪影響
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_29


◆エキセメスタン+卵巣機能抑制で閉経前HR陽性乳癌患者の再発リスクが低下、
  フェーズ3TEXT/SOFT試験の共同解析の結果
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_30


◆EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する1次治療として
  エルロチニブ+ベバシズマブ併用はエルロチニブ単独よりもPFSを改善
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_31


◆EGFRにDel19を持つNSCLC患者の1次治療としてのアファチニブ投与は
  全生存期間を有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_32


◆再発・難治性多発性骨髄腫にpanobinostatとボルテゾミブ、
  デキサメタゾン3剤併用は高い有効性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_33

◆局所進行直腸癌に対する5-FUベースの術前化学放射線療法と
  術後化学療法にオキサリプラチンを追加することで無病生存率が改善
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_34


◆初発多発性骨髄腫でMPT-T療法とMPR-R療法の効果は同等、
  QOLと毒性はMPR-R療法のほうが良好
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_35


◆S-1が転移を有する乳癌の1次治療のひとつに、タキサン系抗癌剤との非劣性が証明
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_36


◆転移性前立腺癌ではホルモン感受性のうちにドセタキセルを併用することで
  全生存期間が13カ月有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_37


◆プラチナ抵抗性再発卵巣癌に対してnivolumabは有効な可能性、
  日本人フェーズ2試験より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_38


◆化学療法未治療のCRPCに対するプレドニゾンへのorteronel追加はPFSを改善、
  ただしOSでは有効性示せず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_39


◆既治療転移性腎細胞癌に対するnivolumab投与はいずれの用量でも効果があり
  長期奏効持続例も多い、フェーズ2試験より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_40


◆HER2陽性早期乳癌の術後補助療法として抗HER2抗体薬によるHER2二重抑制は
  トラスツズマブ単独を上回らず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_41


◆KRAS変異のない大腸癌への1次治療で化学療法+ベバシズマブと
  化学療法+セツキシマブにOSの有意差なし
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_42


◆sensitive-relapseの小細胞肺癌に対するアムルビシンの有効性と忍容性を確認
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_43


◆進展型小細胞肺癌にカルボプラチンとアムルビシン併用は
  カルボプラチンとイリノテカン併用より有効の可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_44


◆新規診断骨髄移植不適格マントル細胞リンパ腫にVR-CAPレジメンは
  R-CHOPよりもPFSを有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_45


◆卵巣明細胞癌にパクリタキセルとカルボプラチン併用は標準治療だが
  イリノテカンとシスプラチン併用も選択肢に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_46


◆ホルモン受容体陰性早期乳癌に対する化学療法中のゴセレリンによる
  卵巣不全の予防は妊孕性温存に有用
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_47


◆進行卵巣癌に対する化学療法先行治療は手術先行治療よりも侵襲性が低い
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_48


◆肥満が乳癌死に独立した影響を与えるのは
  閉経前エストロゲン受容体陽性患者のみ、70試験8万例の解析で明らかに
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_49


◆放射性ヨウ素抵抗性分化型甲状腺癌に対するlenvatinib投与でPFSを延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_50


◆EGFR-TKI抵抗性遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する
  tivantinib+エルロチニブ併用はc-MET高発現などであれば有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_51


◆プラチナ感受性再発卵巣癌にolaparibとcediranib併用はolaparib単独に比べて有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_52


◆EGFR変異を持つ非小細胞肺癌への1次治療でのゲフィチニブ投与とCD投与は、
  どちらが先でも約3年間の生存効果
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_53


◆大腸癌への1次療法としてFOLFIRI+ベバシズマブは
  mFOLFOX6+ベバジズマブに効果は非劣性、QOLは優れる
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_54


◆既治療進行非扁平上皮NSCLC患者に対するtivantinib+エルロチニブの
  有用性の徴候は示されるも試験は副作用中止に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_55


◆EGFR変異陰性非小細胞肺癌のうちRET変異は3.5%、ROS1変異は4.2%、
  LC-SCRUM-Japanの検討より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_56


◆既治療の進行肺腺癌におけるゲフィチニブのエルロチニブに対する
  PFSの非劣性は示されず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_57


◆局所腎細胞癌に対するパゾパニブを用いたネオアジュバント療法で
  安全に腎部分切除術が施行可能に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219886_74270_58
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2014年06月05日

ALK陽性非扁平上皮NSCLCの1次治療としてクリゾチニブ

■■■■■■【抗がん剤のニュース】■■■■■■

◆ALK陽性非扁平上皮NSCLCの1次治療としてクリゾチニブは化学療法よりも
  無増悪生存期間を有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_1

◆HER2陰性乳癌患者の術前化学療法として
  カルボプラチン+毎週パクリタキセル→CEF療法は効果と安全性から有望
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_2

◆NSCLCに対するセカンドライン治療、ドセタキセルとRamucirumabの併用で
  死亡リスクが14%有意に低下
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_3

◆ファーストライン治療として標準療法にnecitumumabを加えることで、
  扁平上皮NSCLC患者の生存期間が有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_4


◆エキセメスタン+卵巣機能抑制で閉経前HR陽性乳癌患者の再発リスクが低下、
  フェーズ3TEXT/SOFT試験の共同解析の結果
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_19


◆EGFR遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する1次治療として
  エルロチニブ+ベバシズマブ併用はエルロチニブ単独よりもPFSを改善
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_20


◆EGFRにDel19を持つNSCLC患者の1次治療としてのアファチニブ投与は
  全生存期間を有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_21


◆再発・難治性多発性骨髄腫にpanobinostatとボルテゾミブ、
  デキサメタゾン3剤併用は高い有効性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_22

◆局所進行直腸癌に対する5-FUベースの術前化学放射線療法と
  術後化学療法にオキサリプラチンを追加することで無病生存率が改善
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_23


◆初発多発性骨髄腫でMPT-T療法とMPR-R療法の効果は同等、
  QOLと毒性はMPR-R療法のほうが良好
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_24


◆S-1が転移を有する乳癌の1次治療のひとつに、タキサン系抗癌剤との非劣性が証明
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_25


◆転移性前立腺癌ではホルモン感受性のうちにドセタキセルを併用することで
  全生存期間が13カ月有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_26


◆プラチナ抵抗性再発卵巣癌に対してnivolumabは有効な可能性、
  日本人フェーズ2試験より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_27


◆化学療法未治療のCRPCに対するプレドニゾンへのorteronel追加はPFSを改善、
  ただしOSでは有効性示せず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_28


◆既治療転移性腎細胞癌に対するnivolumab投与はいずれの用量でも効果があり
  長期奏効持続例も多い、フェーズ2試験より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_29


◆HER2陽性早期乳癌の術後補助療法として抗HER2抗体薬によるHER2二重抑制は
  トラスツズマブ単独を上回らず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_30


◆KRAS変異のない大腸癌への1次治療で化学療法+ベバシズマブと
  化学療法+セツキシマブにOSの有意差なし
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_31


◆sensitive-relapseの小細胞肺癌に対するアムルビシンの有効性と忍容性を確認
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_32


◆進展型小細胞肺癌にカルボプラチンとアムルビシン併用は
  カルボプラチンとイリノテカン併用より有効の可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_33


◆新規診断骨髄移植不適格マントル細胞リンパ腫にVR-CAPレジメンは
  R-CHOPよりもPFSを有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_34


◆卵巣明細胞癌にパクリタキセルとカルボプラチン併用は標準治療だが
  イリノテカンとシスプラチン併用も選択肢に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_35


◆ホルモン受容体陰性早期乳癌に対する化学療法中のゴセレリンによる
  卵巣不全の予防は妊孕性温存に有用
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_36


◆進行卵巣癌に対する化学療法先行治療は手術先行治療よりも侵襲性が低い
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_37


◆肥満が乳癌死に独立した影響を与えるのは
  閉経前エストロゲン受容体陽性患者のみ、70試験8万例の解析で明らかに
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_38


◆放射性ヨウ素抵抗性分化型甲状腺癌に対するlenvatinib投与でPFSを延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_39


◆EGFR-TKI抵抗性遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する
  tivantinib+エルロチニブ併用はc-MET高発現などであれば有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_40


◆プラチナ感受性再発卵巣癌にolaparibとcediranib併用はolaparib単独に比べて有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_41


◆EGFR変異を持つ非小細胞肺癌への1次治療でのゲフィチニブ投与とCD投与は、
  どちらが先でも約3年間の生存効果
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_42


◆大腸癌への1次療法としてFOLFIRI+ベバシズマブは
  mFOLFOX6+ベバジズマブに効果は非劣性、QOLは優れる
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_43


◆既治療進行非扁平上皮NSCLC患者に対するtivantinib+エルロチニブの
  有用性の徴候は示されるも試験は副作用中止に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_44


◆EGFR変異陰性非小細胞肺癌のうちRET変異は3.5%、ROS1変異は4.2%、
  LC-SCRUM-Japanの検討より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_45


◆既治療の進行肺腺癌におけるゲフィチニブのエルロチニブに対する
  PFSの非劣性は示されず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_46


◆局所腎細胞癌に対するパゾパニブを用いたネオアジュバント療法で
  安全に腎部分切除術が施行可能に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219776_74068_47
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抗がん剤について(1)

●抗がん剤について

抗がん剤(こうがんざい、anticancer drug)とは、悪性腫瘍(がん)の増殖を抑えることを目的とした薬剤である。抗癌剤、制癌剤とも。




●抗がん剤の概説

抗がん剤とは悪性腫瘍の増殖を抑えることを目的とした薬剤のことである。

抗がん剤を用いた療法は、「化学療法」に分類されている。

抗がん剤はもともと強い毒性を持つものが多く、がん細胞だけでなく健常な細胞の機能までも抑制(妨害)・破壊することにより、患者は抗がん剤の強い副作用に悩まされてきた経緯がある。

抗がん剤の副作用として一般的なのは脱毛、吐き気(悪心)、骨髄抑制、口内のただれ、肌荒れ、等々である。

なかでも悪心(吐き気)は患者をひどく苦しめる、と言われており、一般的に言えば抗がん剤の投与を選択するとQOLが低下する、ということは言われている。



●抗がん剤の作用機序

抗癌剤の作用機序としては、DNA合成阻害、細胞分裂阻害、DNA損傷、代謝拮抗、栄養阻害などがある。

腫瘍細胞はいくつかの種類のものが混在しており、更に耐性を得やすく、抗癌剤の持つ毒性のため投与量に制限があることが多く、単剤投与は失敗に終わることが多いため一般に多剤併用療法となる。

多剤併用療法であっても、やみくもに組み合わせればよいというものではなく、いくつかの重要な経験則がある。

標的とする分子が異なる薬物、有効とされる細胞周期の時期が異なる物質、用量規定毒性が異なる薬物を併用するのが一般的である。

さらにできるだけ相乗効果(シナジー)を得られる投薬を工夫する。

このようにすることで、結果として最小の毒性で最大の結果が得られると考えられている。

また、近年は支持療法の進歩で、多くの抗がん剤において最大耐容量をさらに増やすことができるようになったということが注目に値する。

G-CSFの投与によって骨髄抑制の回復を図る時間を短く取ることができ、アロプリノールの投与によって、腫瘍融解症候群を抑制し、全身合併症を減少させることができるようになった。

フォリン酸(ロイコボリン)の投与によってメソトレキセートの大量投与が可能になった。

またフォリン酸とフルオロウラシルの併用がフルオロウラシル単独投与よりも治療効果が高いということも分かってきた。

またacute emesisの治療薬が開発されることにより、治療中も食事摂取が可能な場合が増えてきたといったことが挙げられる。




感染症治療と抗がん剤投与が原理がほぼ同じであるため、感染症学で多用されるPD(薬力学)、PK(薬物動態学)といった概念は腫瘍学でも有効であり、抗がん剤にもシナジーは存在し、脳腫瘍では血液脳関門があるため使用薬剤は制限される。

抗菌薬投与で髄液移行性が問題となったように、脳腫瘍に有効な抗がん剤は極めて少ない。

非ホジキンリンパ腫は基本的にR-CHOP療法で治療されることが多いが、病変が脳の場合はR-CHOP療法は有効でなく、HD-AraCやHD-MTXといった治療が選択される。



がん細胞は細胞周期が速く進む(分裂が速い)といったところを標的にすることが多いが、アポトーシス感受性の違いも重要なターゲットとなる。

細胞周期がターゲットなると、骨髄や消化管上皮、毛包といった細胞周期が早い正常細胞も攻撃される。

抗がん剤で必発と言われる症状は骨髄抑制、悪心、脱毛である。




●細胞周期と抗がん剤

前述のように、抗腫瘍薬は異なる細胞周期に働きかけるもの、用量規定因子が異なるもの、作用する部位が異なりシナジーを得られるものを組み合わせて作られている。

ある程度の理論的背景は存在する(ただし、薬剤が実際に有効なのか、あるいは効果がないのかという点については、実際に疫学的な調査を行ってみるまで判らない。つまりEBMによってなされなければならない)。

細胞周期はDNAを合成するS期、有糸分裂をするM期に分かれる。

細胞が分裂し、DNAの合成が始まるまでをgap1 (G1) といい、DNAの合成が終了し有糸分裂が始まるまでをgap2 (G2) という。

これらはサイクリンとサイクリン依存性キナーゼによって調節されており、これらを監視する系に数多くのがん抑制遺伝子が存在する。

原則としてはアルキル化薬は細胞周期非依存性に働き、それ以外は何かしら周期に特異的に働く。

傾向としてステロイドはG1に働き、代謝拮抗薬やトポイソメラーゼ阻害薬はDNA合成のS期に働く、ビンカアルカロイド系など微小管機能阻害薬はM期に働く。

基本的に用量規定因子は骨髄抑制であることが多く、それゆえに骨髄機能を温存する為に間欠的スケジュールで投与する場合が多い。



(続く)
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【抗がん剤のニュース】S-1が転移を有する乳癌の1次治療のひとつに、タキサン系抗癌剤との非劣性が証明

■■■■■■【抗がん剤のニュース】■■■■■■

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  R-CHOPよりもPFSを有意に延長
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  イリノテカンとシスプラチン併用も選択肢に
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  卵巣不全の予防は妊孕性温存に有用
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  閉経前エストロゲン受容体陽性患者のみ、70試験8万例の解析で明らかに
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  どちらが先でも約3年間の生存効果
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◆大腸癌への1次療法としてFOLFIRI+ベバシズマブは
  mFOLFOX6+ベバジズマブに効果は非劣性、QOLは優れる
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  有用性の徴候は示されるも試験は副作用中止に
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  PFSの非劣性は示されず
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▼▼▼ 学会スペシャルから ▼▼▼▼▼▼

◆第102回日本泌尿器科学会総会
第102回日本泌尿器科学会総会の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/jua2014/

◆ASCO-GU(2014 Genitourinary Cancers Symposium)
ASCO-GU(2014 Genitourinary Cancers Symposium)の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/asco_gu2014/

◆ASCO-GI(2014 Gastrointestinal Cancers Symposium)
ASCO-GI(2014 Gastrointestinal Cancers Symposium)の速報をお届けします。
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/gakkai/sp/asco_gi2014/



▼▼▼ 各癌別情報 ▼▼▼▼▼▼

* 胃癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0037.jsp
* 大腸癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0038.jsp
* 肺癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0039.jsp
* 乳癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0040.jsp
* 腎癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0216.jsp
* 肝癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0217.jsp
* 白血病
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0041.jsp
* 膵癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0232.jsp
* 前立腺癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0233.jsp
* 子宮癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0231.jsp
* 卵巣癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0230.jsp
* 脳腫瘍
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0234.jsp
* 小児癌
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0235.jsp

▼▼▼ 治療別情報 ▼▼▼▼▼▼
* 診断
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0042.jsp
* 手術
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0043.jsp
* 化学療法
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* 放射線療法
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* 免疫療法
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0046.jsp
* 癌遺伝子
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0048.jsp
* 緩和
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0236.jsp
* 看護
http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/search/j07/0238.jsp
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2014年06月04日

放射性ヨウ素抵抗性分化型甲状腺癌に対するlenvatinib投与でPFSを延長

◆KRAS変異のない大腸癌への1次治療で化学療法+ベバシズマブと
  化学療法+セツキシマブにOSの有意差なし
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_1

◆HER2陽性早期乳癌の術後補助療法として抗HER2抗体薬によるHER2二重抑制は
  トラスツズマブ単独を上回らず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_2

◆転移性前立腺癌ではホルモン感受性のうちにドセタキセルを併用することで
  全生存期間が13カ月有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_3

◆新規診断骨髄移植不適格マントル細胞リンパ腫にVR-CAPレジメンは
  R-CHOPよりもPFSを有意に延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_4


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◆肥満が乳癌死に独立した影響を与えるのは
  閉経前エストロゲン受容体陽性患者のみ、70試験8万例の解析で明らかに
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_18


◆放射性ヨウ素抵抗性分化型甲状腺癌に対するlenvatinib投与でPFSを延長
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_19


◆EGFR-TKI抵抗性遺伝子変異陽性非小細胞肺癌に対する
  tivantinib+エルロチニブ併用はc-MET高発現などであれば有効な可能性
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_20


◆プラチナ感受性再発卵巣癌にolaparibとcediranib併用はolaparib単独に比べて有効
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_21


◆EGFR変異を持つ非小細胞肺癌への1次治療でのゲフィチニブ投与とCD投与は、
  どちらが先でも約3年間の生存効果
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_22


◆大腸癌への1次療法としてFOLFIRI+ベバシズマブは
  mFOLFOX6+ベバジズマブに効果は非劣性、QOLは優れる
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◆既治療進行非扁平上皮NSCLC患者に対するtivantinib+エルロチニブの
  有用性の徴候は示されるも試験は副作用中止に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_24


◆EGFR変異陰性非小細胞肺癌のうちRET変異は3.5%、ROS1変異は4.2%、
  LC-SCRUM-Japanの検討より
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_25


◆既治療の進行肺腺癌におけるゲフィチニブのエルロチニブに対する
  PFSの非劣性は示されず
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_26


◆局所腎細胞癌に対するパゾパニブを用いたネオアジュバント療法で
  安全に腎部分切除術が施行可能に
http://cmad.nikkeibp.co.jp/?4_219568_73955_27



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2014年06月01日

がんの最新の治療方法が分かる本「図解 白血病・悪性リンパ腫がわかる本―ここまで進んだ最新治療」

がんの最新の治療方法が分かる本「図解 白血病・悪性リンパ腫がわかる本―ここまで進んだ最新治療」永井正著


この本は、白血病や悪性リンパ腫とは本当のところどんな病気なのか、そして、治療はどのように行われるのかについてまとめたものです。



永井正

昭和34年、東京都生まれ。

昭和60年、東北大学医学部卒業。

石巻赤十字病院で内科研修後、昭和62年より東北大学医学部第二内科で血液内科を専攻。

平成3年より東北大学第二医化学および米国ロックフェラー大学にて基礎研究に従事。

平成10年より自治医科大学血液科に勤務し、助手、講師を経て、准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)




患者の家族です。

悪性リンパ腫の告知を受けてあわてふためいて購入しました。

きれいで読みやすい本です。

新しい本で、最新情報が多く、治療の側で助けてくれました。

患者がベッドの上で読んでいる時、ドクターが見せてと手に取り、本をご覧になったそうですが、これと一緒にあったもう一冊「心配しなくていいですよ。再発・転移悪性リンパ腫」の2冊で、「全部読めば、専門医になれる。」と、励ましてもらったそうです。

また、ドクター看護師双方から、勉強している人は治療しやすい、免疫低下中の自己管理もうまくいきやすい、ということでいっしょに本を見て、説明していただいたりしたそうです。

(そちらのレビューにも書かせてもらいました。)

 
白血病についても書かれていますので、悪性リンパ腫に関しては、半分のボリュームですが、それでもたくさんの図解で、病気と治療の理解の助けとなりました。







posted by ホーライ at 05:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 白血病について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする