2014年08月18日

肺癌について

●肺癌について

肺癌(はいがん、Lung cancer)とは肺に発生する、上皮細胞由来の悪性腫瘍。

90%以上が気管支原性癌 (bronchogenic carcinoma) 、つまり気管支、細気管支あるいは末梢肺由来の癌である。

国際肺癌学会によれば、肺癌は世界的に最も致死的な癌であるが、その理由の1つは、多くの場合発見が遅すぎて効果的な治療を行うことができないことであり、早期に発見された場合は手術か放射線治療でその多くを治癒することができる。




●肺癌の疫学

WHOの試算では、肺癌による死亡者数は全がん死の17%を占め最も多く、世界中で年間130万人ほどがこの疾患で死亡している。

日本では2005年の統計で、全がん死の19%を占め、男性では全がん死の中で最も多く、女性では大腸癌(結腸がんおよび直腸がん)・胃癌に次いで3番目を占めている。



西側諸国では、肺癌は癌患者数の第二位に位置し、男性でも女性でもがん死のトップである。

西側諸国では男性の肺癌死亡率は低下傾向であるが、女性の喫煙者グループの増大とともに肺癌死も増加している。




●肺癌の要因

喫煙と肺がん

最大の原因は喫煙である。

喫煙を開始する年齢が低ければ罹患する可能性が増し、また自分が喫煙しなくとも周りの人が喫煙すれば肺がんになる可能性が20-30%高くなると言われる。

1日あたりの喫煙するタバコの本数と喫煙している年数をかけ合せた数字(喫煙指数)が600以上の人は肺がんの高危険群である。

概して喫煙者の肺がん死亡リスクは非喫煙者の4倍から5倍、それも喫煙量が1日あたり20本以上なら10倍以上であり、喫煙開始年齢が低いとさらに増加することは前述の通りである。




ラドン

ラドンは多くの国で喫煙に次ぐ第2位の肺がんの原因であり、全ての肺がんの3〜14%がラドンに起因すると推測されている。

ラドンの肺がんリスクは、ラドンの濃度が高いほど大きい。

しかし、多数の人々が家庭内で低濃度の屋内ラドンにさらされているため、実際にラドンによって誘発される肺がんは、高濃度のラドンではなく、むしろ低〜中濃度のラドンによるものの方が多いとされる。

特殊な職業に携わる人はアスベスト、クロムによる肺がんに罹患することがある。

その他の原因には大気汚染、放射線、遺伝的感受性、ウイルス、食事の欧米化が挙げられてはいるが疫学的に確かな証明はない。




●アスベスト・喫煙による肺がん増加要因の推察

岡山大学教授の中村栄三は自身の専門である地球化学的手法を適用し、次のように報告している。

アスベスト吸入や喫煙によって、肺内で含鉄タンパク質小体が形成される。

この含鉄タンパク質が海水中のラジウム(Ra)の100万倍から1000万倍という濃度のラジウムホットスポットを形成する。

226Raが崩壊すると222Rnとなるが、フェリチン中のフェリハイドライト構造中で発生したラドン(Rn)は呼気によって体外に逃げないため、222Rn (3.8日), 218Po (3分), 214Po (0.16ミリ秒)といった崩壊系列による連続的なアルファ線を体内で浴びる事になる。

posted by ホーライ at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 肺癌 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。