2014年06月01日

がん対策の目標(健康日本21-日本厚生労働省)等

●がん対策の目標(健康日本21-日本厚生労働省)

2000年、厚生労働省の健康日本21[24]によってがん対策の目標が提唱されている。

1.喫煙が及ぼす健康影響についての知識の普及、分煙、節煙。

2.食塩摂取量を1日10g未満に減らす。

3.野菜の平均摂取量を1日350g以上に増やす。

4.果物類を摂取している人の割合を増やす。

5.食事中の脂肪の比率を25%以下にする。

6.純アルコールで1日に約60g飲酒する人の割合を減少する。 「節度ある適度な飲酒」は、約20gという知識の普及。

7.がん検診。胃がん、乳がん、大腸がんの検診受診者の5割以上の増加。




●がんを防ぐための12か条(日本国立がんセンター)

1978年、日本の国立がんセンター(現・独立行政法人国立がん研究センター)は「がんを防ぐための12ヵ条」を提唱している。

1.バランスのとれた栄養をとる(好き嫌いや偏食をつつしむ)

2.毎日、変化のある食生活を(同じ食品ばかり食べない)

3.食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに

4.お酒はほどほどに(強い酒や飲酒中のタバコは極力控える)

5.たばこは吸わないように(受動喫煙は危険)

6.食べものから適量のビタミンと食物繊維を摂る(自然の食品の中からしっかりとる)

7.塩辛いものは少なめに、あまり熱いものはさましてから

8.焦げた部分はさける

9.かびの生えたものに注意(輸入ピーナッツやとうもろこしに要注意)

10.日光に当たりすぎない

11.適度に運動をする(ストレスに注意)

12.体を清潔に



●日本人のためのがん予防法(国立がん研究センター)

国立がん研究センターは、日本人のためのがん予防法(2013年4月18日改訂版)を次のように示している。


喫煙 :たばこは吸わない。他人のたばこの煙をできるだけ避ける。

飲酒 :飲むなら、節度のある飲酒をする。

食事 :食事は偏らずバランスよくとる。

* 塩蔵食品、食塩の摂取は最小限にする。
* 野菜や果物不足にならない。
* 飲食物を熱い状態でとらない。


身体活動 :日常生活を活動的に。

体形 :適正な範囲に。

感染 :肝炎ウイルス感染検査と適切な措置を。
posted by ホーライ at 04:01| Comment(0) | TrackBack(0) | がんの予防 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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